捨ててしまえばただのゴミなのかもしれない。
でもその前に少しだけ手を加え、新しい息吹を吹き込む。
すると木っ端が新たなモノへと形を変える。
解体されたものや家具の木っ端がスプーンへ、
その木っ端がさらに小さいスプーンへ、
その木っ端がまたさらに小さいモノへ。
小さい頃、母が黄ばんでボロボロになったタオルで雑巾を縫ってくれていたように。
捨てる時に自然と「ありがとう、おつかれさま」という言葉がつい口からこぼれる、
そんなモノの在り方、使い方。
そうしているといつのまにか自分は心から愛するモノに囲まれているんじゃないかしら.
0 件のコメント:
コメントを投稿