2012年2月20日月曜日

こたつ。


 こたつ兼ローテーブルを注文頂き製作しました。

ヒーターからの熱による天板の反りが心配だったため
「端ばめ」という反り止めの方法を用いました。









まず、雇いざねで天板を接着して、



天板の端に5枚ずつ凸を作ります。
真ん中の部分以外には小さい穴を開けて、反り止めにも開けた
穴から木のピンを打ち込んで固定します。
5枚のうちの真ん中(穴が開いてない部分)以外はボンドは塗りません。












凸の部分に開けた穴は少し横長になっていて
ピンは固定されていますが、長穴の分、木の収縮を無理に妨げずに
反りをなるべく押さえます。










今回はタモ、キハダ、ケヤキの3種類の木
を天板に使いました。脚はナラで製作しました。
キハダをはじめて扱いましたが、黄緑がかって
きれいな色の木です。また機会があれば
使ってみようと思います。
天板のバランスなどはお客様と一緒に考えて
楽しい打ち合わせになりました。 





















先日、南山城村で木工をされてる
宮内知子さんのお宅にこのこたつを納品してきました。
色々な木を組み合わせてブローチや花器など
の様々な作品を作っておられます。
以前作られた大きい壺を見せて頂いて、
その力強さに圧倒されました。

宮内さんのホームページはこちらです。

その後、「トロッピカル窯」の藤田敬君、今谷紀子さんの
お宅に伺いました。
古い民家を改装して自分達らしい暮らしを目指している
お二人の作品が所々にあって素敵な空間でした。
新しい土地でこれからどんな作品を作られるのかほんとに楽しみです。
おいしいコーヒーとお菓子を頂いてごちそうさまでした。

「トロッピカル窯」のブログはこちらです。









敬君達の引越祝いに持っていった
「glass peace」のステンドグラスを囲んでパチリ!
楽しい一日でした。




















2 件のコメント:

fungusgarden さんのコメント...

作品のひとつひとつが丁寧で温かく、パソコンの画面からでも十分飛び出して伝わってきます

宮内さん宅は山を越え谷を越え、でしたか?
またお話聞かせて下さURYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!

匿名 さんのコメント...

お久しぶりです。お元気ですか?
東大津高校の旧姓:秋田、伊吹です~ 
私たちは相変わらず元気にしてます!今日は女子会してました。

読売新聞の滋賀版見ましたよ! 
川口君らしい、素敵な工房ですね! 開設おめでとうございます。
また機会があれば是非見せてもらいたいです。